トビタテを活用して参加した生徒のリアルな留学体験

今回は、トビタテ!留学JAPANを活用して本プログラムに参加した生徒の体験をご紹介します。
サンフランシスコの語学学校で学びながら、ホームステイで現地の暮らしを体験。サンノゼでは企業インタビューに挑み、シリコンバレーの最前線にも触れる。現地での学びや新たな出会い、そして日々の小さな気づきの積み重ねが、かけがえのない成長の機会となりました!


Fくん / Oくん 高校生

今回の留学のテーマについてや、応募した想いや理由について教えてください

今回の留学のテーマは、「能登の震災復興に向けて、スマートシティやIT技術をどのように活用できるかを探究すること」です。令和6年能登半島地震をきっかけに、地域の過疎化や高齢化、復興の遅れといった課題を痛感しました。単なる復旧ではなく、テクノロジーを用いて「若者が住みたい」「高齢者も安心して暮らせる」未来志向のまちづくりを目指したいと考えています。留学先では、シリコンバレーを中心に現地企業や住民への取材を行い、自動運転、IoT、AIなどの最先端技術が実際の生活でどのように使われているかを学びます。また、現地の人々との交流を通して、日本にはない発想や取り組み方を吸収し、能登の復興や石川の地域創生に応用できる視点を持ち帰ります。

\地写真 /

Photos of Great Memories

今回のシリコンバレー留学を決めたきっかけは何ですか?

シリコンバレーには、世界最先端のIT企業やスタートアップが集まっていて、日本にはない発想や挑戦の姿勢を学べる場所だからです。日本のスマートシティ事例だけでは見えない視点を取り入れ、能登の復興に活かせると思いました。

渡航準備の中で一番大変だったことは何ですか?

Fくん

現地での取材先との調整や、限られた滞在期間でどのように学びを最大化するかを考えることが大変でした。さらに、ちょうど学校の定期試験の勉強とトビタテの課題作成、そして英語の勉強が重なり、すべてを両立させるのに苦労しました。勉強や課題、語学の準備、どれもおろそかにできない中で、自分なりに優先順位を決めて計画的に取り組む力が求められたと思います。こうした努力の積み重ねが、留学に向けた自信にもつながりました。

Oくん
情報の共有とスケジュール管理です。トビタテのほかにもAKATSUKIプロジェクトというものに応募してみたり、テスト期間中にトビタテの課題をしたりと常に何かしていた数か月間でした。

出発前に一番楽しみにしていたことはなんですか?

Fくん

現地で実際に自動運転やスマートインフラなど、日本ではまだ体験できない技術を見て、触れて、話を聞けることです。また、現地の人たちと英語で交流することもとても楽しみにしていました。

Oくん
本当に全てを楽しみにしていたので一番は決めかねます、強いて言うなら人との交流が楽しみにしていたことです。

語学学校の授業について感じたことは?

Fくん

日本より自由で活発だと感じた。授業中にお菓子を食べていいし、何も言わず部屋を出ていってもいいし、スマホをいじっている人や机に足をのせている人もいた。だけど、みんな授業にちゃんと取り組んでいるし分からないことがあったら、周りや先生に聞いていた。

Oくん
日本の学校とすべてが違うなぁ、と感じました。20分までの遅刻なら欠席扱いにならない、授業中にいきなり席を立ってクラスの外に出ても構わないし、何を飲んで食べても良い、勝手に帰ったりする人もいる、ほとんどの人が発言することを恐れず授業に積極的である、この学校だから?かわからないけど全く異なる世代の人や異文化の人とも仲良く交流している、どの人にも壁がなくて社交的、等です。また学生たちはもちろんのこと、先生たちもユーモアがあるし分かりやすい授業をしていてすごくちょうどいいです。

サンフランシスコの街や人々の雰囲気で、日本と違うと感じたことはありますか?

Fくん

みんなフレンドリーで陽気な人が多い。

Oくん
先にマイナスな面から話すと、やっぱり市街地に近づくと少し怪しい雰囲気が出てくるし、ホームレスが多い道や鉄格子のある道はかなり恐怖感があります。(できる限り避けてはいる。)ニュースでも普通に銃撃の話とかあるし、行方不明?の速報アラームとかは肝を冷やしました。
でもプラスな面もいっぱいあります。普通に過ごしているときは、道行く人みんな明るいし、特に犬を散歩している方、きれいな服装をしているご高齢の方はとびきり優しく明るいです。いまのところ差別的なことは一切受けておらず過ごしやすいです。なんなら日本人と明かすとみんな顔色が変わってノリノリになってくれがちです。ほとんどの人日本大好きでうれしいです。他にも、特に石川県は地下鉄等もないため公共交通機関の多さに驚愕です。17歳の自分は無料(割引)なのでとても重宝しています。どんな道でもどんな場所でもグラフィティアートがあって、形容しがたいですが「アメリカ」って感じがします。自分は和食大好きなので食生活不安でしたが全然大丈夫でした(ホストファミリーの関係もあるかも)。外食高いけどおいしいし量あっていいです!Have a nice day!の文化めっちゃいいなって思います。

現地で「ワクワクしたこと」や「驚いたこと」は?

Fくん

ウェイモがそこら中にいて驚いた。実際乗ってみたけどめちゃくちゃ運転が上手だった。

Oくん
洋画とかが大好きなのでロケ地だったりモチーフの何かだったりする場所に行くとすごくワクワクします。初めて通学のバスに乗ったとき、同年代の現地の人たちを見て、今アメリカにいるなぁってすごく実感してワクワクしました。学校の周りが観光地だったのもワクワクします。マイナスな面で驚いたことはたくさんありますが、プラスな面で驚いたのは授業の雰囲気が一番大きいと思います。ワクワクも驚きもしました。道ごとに名前があったりするのは結構驚きでした。

企業インタビューはいかがでしたか?

Fくん

今回の対話を通じて、私たちは「能登の復興において技術をどう活かすべきか」という視点について、大きな気づきを得ました。
まず、能登の人々が求めているのは「最新の技術で新しい都市をつくる」ことではなく、「今までの暮らしを安心して続けられること」でした。高齢者にとっては、田んぼや病院に通うこと、地域の祭りや文化を守ることが大切であり、効率化だけを追い求める技術は必ずしも歓迎されるわけではありません。技術は主役ではなく、人と人とのつながりや文化を支える「後方支援」であるべきだということを学びました。また、復興の加速においては、大規模な投資や派手な技術ではなく、「低コストでシンプルに導入できる仕組み」が重要であることも教わりました。例えば、行政事務の効率化や身分証明のクラウド保存といった、小さくても実用的なIT活用が復興を大きく前進させる可能性があります。さらに、自動運転やドローンなどの先端技術は確かに有効ですが、それ以上に「誰でも簡単に使えるUI/UX」を備えた技術こそが、地域に受け入れられ、長く使われることも学びました。この学びを通じて、私たちは「能登のスマートシティ構想は、技術中心ではなく、人と文化を中心に据えた形で進めるべきだ」という考えを強く持つようになりました。

Oくん
インタビューに応じてくれた方が全員日本人だったので言語的な問題は全くなかったです。皆さん賢い人たちだって確信しました。また、日本のオフィスもあまり見たことはないですが、オフィスの形がドラマとかで見るようなものとそっくりだったのは少し興奮しました。他にも、特にCEOの方たちは人生的な価値観がすごく違うなぁと実感しました。熱意をもって一生懸命に人生を歩んでいったんだ、ということが伝わってきました。皆さん少しの間しかお話ししていませんが全員尊敬しております。頑張ってみよう、と元気をもらえました。

Thank You....!

彼らが参加したプログラムは こちら !

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